「自立に向けた介護」
介護される側が自分で決定、選択できるような支援をしていくということ。
何でも介護する側が先にしてしまわない、出来ることは自分でしてもらう、
自己決定、自己選択ができる環境を作ることが重要である。
介護者は考える杖、介護される方が出来ること、できないことを
素早く判断し、相手にそっと寄り添い、その人らしい生活ができるように「必要なとき」に支える杖となる。
コミュニケーションをとり、よくその方を知ることが大切。
その方をより深く理解して、出来ることをどんどん探す。
成功体験を積み重ねることで、意欲を引き出す。それが自立につながる。
(受講生の感想)
・高齢になってきた今は、自分育てのために「自立のための介護予防」をめざし、
実行していきます!
・コミュニケーションをとることが大事だと分かりました。今は一緒に学んでいる人達
とコミュニケーションをとっていきたいです。
・仕事で利用者さんが動く方の手で自分でしようとされているときがあります。明日から
は時間の許す限り少しずつ今日学んだことを実行してみようと思います。
「介護保険制度」
わが国の高齢化の状況を認識して、介護の社会化が必要とされる背景を確認します。
また、その社会的ニーズに対応するために創設された公的介護保険制度の意義と近年の
動向を学習する。
・介護保険 ・医療保険制度 ・公的年金制度
介護保険法の成立の背景や目的、介護保険制度の仕組みと基礎、理解、医療保険制度の
仕組みなど、年金制度など。
ここはとても難しいですが、今の自分や将来に関わることですので、しっかりと勉強
できるのはありがたいですね。
(受講生の感想)
・保険制度というとっつきにくい内容は予習してこないと内容が入りづらかったです。
もう一度、渡された冊子を見直そうとおもいます。
・自分のこととして年金は切実な問題です。男性と違って女性の場合は現役時代の賃金
が低いので受給時に差が影響するのをヒシヒシと感じています。
・高校生が「最初は各人が自立して生きていると思ったが、皆がお金を出し合って協力
して支えあって生きているんだ」という言葉が分かりやすく、又、印象的でした。