介護職員初任者研修ですが最後の講義のレポートです。
今回は睡眠と終末期のケアです。
介護職を目指す方はしっかりと受けておきたい講義ですね。
まず、睡眠ですが、
人の睡眠時間は、新生児期は18~20時間あったものが高齢期では5~7時間になります。
眠りが浅く、夜中に何度も目を覚ますことも多く、不眠を感じる高齢者も少なくないです。
睡眠の妨げとなる音や臭いを無くしたり、快適な室温や湿度の環境づくりも大切です。
会話をする、音楽を聞くことで緊張をほぐしリラックスをする、散歩や軽い運動、足浴を
行うことでも睡眠を促せます。
良く眠れて気持ちがいいと思ってもらえるように、眠りの質を高める工夫をしたいですね。
終末期ケア、看取りについて。
終末期に住み慣れた自宅で過ごしたいと希望される方は6割にのぼるそうですが、
最後には病院に入院するケースが多いそうです。
しかし、訪問看護ステーションでの看取り件数は年々増加しているとのこと。
自らの死が近くなったことを自覚した人は心理的にも大きな変化があります。
介護員は利用者の思いをくみ取り、家族に伝えたり、希望に沿った安らかな最期を迎えられるよう努力をすることが大切になります。
講師の方が看取りをしたときの体験を話されたのですが、
受講生の中には話の途中から涙を流される方も多く、感想を発表する場では感情がこみあげて言葉につまり発表できなくなる方もいらっしゃいました。
人の死は怖い、その場にいて冷静に対応できるか分からない、と不安も多く聞かれました。
でも最後には、自分ができる介護で手助けを考えたい、頑張りたいというたくさんの受講生の声で講義は終了しました。
これで講義は終了です。実習に入り、終了後はすぐに修了試験です。
今回の受講生、全員合格きめたいですね!あともう少しです。頑張ってください。