こんにちは!5月から始まっている介護職員初任者研修の様子をアップします!
今回の講義は「食事」でした。
食事をする意味に始まり、一人ひとりに食の好みがあり、楽しく食事をすることで
幸せな気持ちになること。
咀嚼や嚥下のメカニズム、口腔ケア、受講生は講義をしっかりと聞いていました。
でも、
ぐるぐるるぅ~ お腹が空いたなあ・・・
さあ、お昼お昼~!お弁当食べようー!
・・・あれっ?
お昼休憩のわいわい食べてる様子
・・・ではなく、
今日のお弁当は、食事介助の実習でした。
車いすに座って、ベッドに横になって、介助する側される側に交代しながら実際にお弁当を食べてみました。
食べさせているのではなく、食事のお手伝いをしているという気持ちが大切だと教わり、食べている方の一口の量やスピードに気を配りながらの実習でした。
タイミングや位置に集中していると、楽しく食べてもらう声掛けが無く無言だったりと、「難しいわ~」という声があがっていました。
・・・
いえ、やはり講義の一コマです。
くるくる回しているのは、お茶にとろみをつけているのです。
ベッドで横になっている方、高齢の方は、お茶をそのまま飲むと間違って気管に入ってしまい肺炎になってしまうことも・・・
とろみをつけることによって喉を通るスピードや気管に入ってしまうことを防ぎます。
受講生は、とろみをつけたお茶を飲んでみて
「ちょっと味が変わってしまうね」「あ~、まずいかも」と感想が聞かれました。
今回の講義では、体験することによってはじめて分かることがいくつもあったと思われた方も多かったようです。
楽しく満足して、幸せな気持ちになる食事のお手伝い、難しさと大切さを学んだ講義だったようです。頑張ってください!